『香港の夜』クレージー作戦 in 浅草 1

2004年5月8日〔土〕〜9日〔日〕

浅草東宝のオールナイトで尤敏小姐主演の『香港の夜』(1961)が
上映されたので、観に行ってきました。
以下は、そのささやかな記録です。





5月8日〈土)

午後3時ごろ、家を出ました。
途中、渋谷のTSUTAYAに立ち寄ってビデオを返却した後、東京メトロ銀座線に揺られて、終点の浅草へ。
今夜は遅くなるので、タクシーを使って帰る運賃よりも安く泊まれる宿を、事前に予約しておきました。
というわけで、浅草に着いたら、さっそく宿へ向かいます。

目的の宿は、駒形橋に程近い隅田川沿いにあるバックパッカー向けのゲストハウスでした。

館内に入ると、フロントらしきものはなく、ロビー兼談話室のようなスペースで、宿泊客(ほとんどが白人)が思い思いにくつろいでいました。
誰に声を掛けていいのかわからなかったので、とりあえず、日本人のお客さんを捕まえて、チェック・インをしたい旨伝えると、奥の部屋から宿の人(女性)を呼んできてくれました。
こうしてどうにかチェック・インを済ませた後、宿の人の案内で部屋へ。
ドミトリーと個室がありましたが、わたくしは個室を予約してありました。

隅田川沿いの、眺めのいい部屋です。

窓を開けるとベランダがあり、向かって左手に吾妻橋(写真上)、右手に駒形橋(写真下)がのぞめます。


「しめしめ、いい部屋だわい」

そう思いつつ、今度は室内の点検に入りました。

狭い部屋のスペースの大半を占めているのが2段ベッドで、上部が就寝スペース、下部がソファになっています。
冷蔵庫も、いちおう付いていました。が、テレビはなし。
トイレは共同で、お風呂も共同シャワーのみ。ただし、お風呂は近くの銭湯に行くことにしていたため、さして不自由は感じませんでした。

2段ベッド上部。
勢いよく起き上がると、天井
に頭を痛打します。
2段ベッド下部。
ソファ兼荷物置き場。
冷蔵庫。
ほとんど使いませんでした。


荷物を置いて、一息ついたところで時間を確かめると、まだ午後4時30分過ぎ。
午後6時ごろに宿を出て、用を済ませた後映画館へ行く予定にしていたため、それまでの時間、持ってきた本を読むことにしました。
窓を開けて、さわやかな川風に吹かれながら読書をしていると、なんとなく眠気に襲われてしまい、ついうとうと。

そうこうするうちに時間は過ぎ、6時15分前になったので、少し早めですが宿を出て、観音様にお参りした後、近くの温泉銭湯へ向かいました。
もちろん、お風呂道具持参です。(以下、まだまだ続く)






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