アサヒ飲料株式会社〔東京都〕 二度うま烏龍(ホット)


「開けたとたんに広がる鉄観音の華やかな香りと、武夷岩茶の深い味わいを楽しめる烏龍茶です」との宣伝文句が、ボトルに躍る一品。
このお茶に初めて出会ったのは、ある寒い晩、都営三田線・芝公園駅のホームにある自動販売機でした。
ふたを開けたときに広がる香気(宣伝文句とおんなじや)とまろやかな味わいに、しみじみほっこりとしたのを覚えています。
が、今回、この稿を執筆するために改めて購入したところ、あら不思議、あのときの味と香気が全然感じられないじゃ、あーりませんか!
なぜざんしょ?・・・・引き続き探求いたしますです。
写真は、全体像。「香るボトル」なる飲み口広めのアルミボトルも売り物の一つ。
原材料の欄。「無香料・無着色」というのも、売りの一つです。
たしかに、香料入りのお茶によく見受けられる、口に含んだ瞬間に広がる嫌味な甘さがないのは、大変いいことです。
しかし、香料はともかく、着色っていうのはねえ。どんなお茶に使われているのか、調査してみる必要がありそうです。
ビタミンCも、日本人には必須なんでしょうか。
それから、「武夷岩茶」とありますが、どの品種なのかを明確にしてほしいところです。



株式会社ハイピース〔福井県〕 減肥烏龍茶(アイス)


福井県のメーカーのお茶。「カロリーが気になる方の和漢八種混合茶」と
ラベルにあるとおり、烏龍茶の他に身体によさそうな成分(はと麦・玄米・
緑茶・大麦・ハブ茶・杜仲茶・どくだみ)が加えられています。
「減肥」という、墨書風のロゴが見る者に強烈な印象を残しますが、味も
かなりユニーク。
何と言ったらよいものか、一口飲んで顔が歪みました。
二口目からは慣れましたが。
味の濃いおかずのお供には向いているかも。
原材料の欄。葉茶の他に、何か別の成分が混ざると、「清涼飲料水」に
カテゴライズされるのでしょうか。
福井県のメーカーらしく、「越前の自然水」で抽出した点を売り物にして
います。
ここでも、ビタミンCは欠かせないようです。
香料は使っていません。


※その後、複数の方より、ビタミンCは防腐剤の役目を果たしている、と
のご指摘をいただきました。
というわけで、ビタミンC問題はここに解決いたしました。
お礼申し上げます。






次頁へ



缶・ペットボトル入り中国茶、飲みある記(目次)に戻る



玄関(TOP)



Copyright (C) 2004 "Ryosou Ai no Sazanami" by Senkichi. All rights reserved.