缶・ペットボトル入り中国茶、飲みある記3　（旅荘　愛のさざなみ）

サントリーフーズ株式会社〔東京都〕　サントリー烏龍茶（ホット）

いよいよ真打登場。
日本における烏龍茶の普及を考える上で、欠かせない1本です。
今回は、ホット･ヴァージョンを取り上げてみました。
ですが、これあるがために「烏龍茶はちょっと・・・・（苦手）」とおっしゃる方がいるのも、また事実のようです。

原材料の欄。ウーロン茶とビタミンCのみ。よけいな香料なんかいれない潔さは、さすがです。
茶葉は、ボトルにある能書きによると、「水仙」「奇蘭」「色種」を使用との由。
「口の中に広がる奇蘭の華やかな香りをお楽しみ下さい」とありますが、香りはやや薄。
ただ、味自体は、アイスの同製品よりもマイルドな感じがします。

ダイドードリンコ株式会社〔大阪府〕　炭烏龍（アイス）

	「新癒し系　ダイエット烏龍茶」とのふれこみ。「カラダにうれしい痩身・美容素材と烏龍茶を「備長炭抽出＆備長炭濾過」して仕上げたお茶です」とボトルには、あります。痩せられる上に気持ちも安らぐ、というわけですね。「炭烏龍」という名の通り、見事なまでの焙煎臭。思わず「くどい！」と叫びたくなります。
	こちらにも、さまざまな効能が。「癒し1　備長炭の浄化パワー」「癒し2　痩身･美容の天然素材」「癒し3　マイナスイオンラベル」と、3点のポイントが強調されていますが、ラベルにマイナスイオン発生量の高い天然鉱石粉を刷り込んであるらしいっす。なんか効果があるのかなあ。製法特許出願中らしいが。
	原材料欄。烏龍茶、食物繊維、プーアール茶（おいおい）、はと麦、どくだみ、ギムネマシルベスター（スタローン、じゃなくて）、キダチアロエ、ローズヒップ、黒胡麻、ビタミンCの、ごった煮状態。「入れられるもんは全て入れたよ」という、執念すら感じます。